現在、天秤座を運行中の太陽は、同じく天秤座にいる金星とぴったりと寄り添い、蠍座から10/11のAM2:28に天秤座に入り逆行してきた水星を通り過ぎながら天秤座の後半度数を進行中の天秤座の太陽に向かって戻るように通過していきます。
天秤座の金星は10/11に牡羊座の金星とタイトな180度を形成、火の星座上にある火星・木星・天王星のグランド・トラインと小三角形から形成される「カイト」という座相を天空に描きます。
10/13には月が双子座に入り、そのカイトに関わり、その日はダブル・カイトを形成。水瓶座第二デーク(2月上旬生まれ…11~20度に当たる)にネイタルの(太陽や月などの)個人天体がある場合はその惑星とダブル・カイトが「グランド・セクスタイル(六芒星の形)」という座相を形成することになります。水瓶座第二デークに太陽・月~水金火木土星の何れか(単数だと単純な象徴が、複数だとコンジャクションの象意が加速します)を持つ人は、この日の前中後に突然のビックリするような大きな出来事に遭うでしょう。その出来事がどういうものかは、ネイタルの個人天体の象意によって変わります。
例えば、金星に関わると恋愛運や日常的な金運が、火星・木星のコンジャクション(合)であれば社会活動において大きなハプニングがある…といった具合です。この座相には土星と海王星はあまり関わってきません。ハプニングに対して閃きや勘に頼ると混乱を招きそうです。その方面に幸運の恵みが無いため、かといって、地道な努力もあまり力となりません。状況に応じたフレキシブルな対応を心がけたり、チームワークを大切にして互いの力を出し合って勢いに乗ると、例え悪いほうに転じても小さい傷で済みそうです。火の星座や風の星座に太陽(生まれ星)がある人も、上記の理解と対応が吉と出そうな暗示です。

また、月が牡牛座を通過していく10月9日の夜8時半過ぎから10月12日の日付変わった辺りまでの期間は、牡牛座の月は天秤座にいる太陽・水星(逆行)・金星のステリウム(集合)と共に、魚座の海王星を含むヨード(Y字相)を形成していきます。特に10月11日はタイトな座相を形成していくため、特に注意です。宿命的とも言わざる得ない強制的な無意識の力が働き、そのヨードに自分のネイタルの惑星(この場合は、牡牛座後半・天秤座後半・魚座半ば辺りに太陽~火星までの惑星が在る)が重なっている人は特に注意が必要です。(関わる惑星の象意によりますが)
個人的な事象としては、恋愛や金運の面で情緒的衝動が引き起こす抗いようの無い事態に巻き込まれる可能性が高くなりますが、この時期に湧き起こる情緒的衝動を上手く活かせば、結果的にひらめきや霊感の恵みを与えてくれるかもしれません。しっかりと自分の中の「核」をぶれさせない努力、気を確かに持って物事に当たる事が必要です。


そして、10月12日から14日明け方前まで、月は双子座を進行していきます。13日辺りで射手座にいる火星と魚座にいる海王星とのTスクエアを形成。
一攫千金を求めたり現実逃避したがったり…と、何かとハマり易い時期です。ギャンブル好きな人・お酒好きな人はやり過ぎないように要注意。また、薬に関するトラブルも起きやすいので、服用の際は気をつけましょう(自己判断をしないように)
柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)生まれの人、そして乙女座・魚座に金星のある人は、詐欺や誘惑などにも遭いやすい時期ですので注意しておくとよいでしょう。第三者からのアドバイスには素直に耳をかたむけましょう。
また、この双子座の月・射手座の火星・魚座の海王星のTスクエアに水に関わるトラブルの暗示を感じます。このTスクエアをタイトに形成するのは13日辺りになります。台風がこの日に向かってやって来るようですが、万が一の事態に備えて準備は万全にしておいてください。


今期で一番特筆すべき時期としては、月が蟹座を運行する10月14日~10月16日には、その蟹座の月と、牡羊座の天王星、天秤座の太陽・水星(逆行)・金星、山羊座の冥王星と、次々とグランド・クロスを形成していきます。社会性や改革を表す天王星や冥王星が関わっていることから、社会を揺るがす事件が多発しそうです。
突発的に起こったり決まったりする変動が多い分、トラブルも比例して多くなりそう。かなりの臨機応変さが必要になりますが、時流に乗ってこなすだけになっても、とにかく慌てないことが大切です。

関わっている物事の総仕上げは10/18に蹴りをつけて。良い結果を残せそうです。また、火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)に何らかの惑星が入っている場合には、何か栄誉を与えられたり恩恵に浴したり、と幸福だと実感出来る事があるかもしれません。