太陽が射手座の第３デークを運行する今期は、世間的には華やかな盛り上がりのピークを迎える期間となりそうです。
ちょうど師走の忙しい時ではありますが、今年の集大成として完成するには良い時期です。
今期行ったことが、今後数年の方向性を決める大事な分岐点となります。慎重ながらも、自分に正直に生きることが大切です。

また、今期は、いよいよ蠍座に２年間居た土星の象意が最終章となり、12/14の20時頃に「涙の度数」と呼ばれる２９度入りします。この２９度という度数は西洋占星学では特別視する傾向があり、「涙の度数」とか「不幸の度数」などと呼ばれたりしてマイナスイメージを抱かれやすいのですが、私自身の個人的見解で恐縮ですが、不幸が起こるなどと恐れる必要はないと思います。不幸というよりも、どちらかというと「達観」「集大成」といったある種「まとめ」的な要素が強い度数だと思います。その観点から、約２年半ほど蠍座を運行していた土星が次の射手座へ移宮する前の「総仕上げ」という形で、今期から12/24迄のうちに何らかの大きな動きがあるのでは？と推測しています。

ちょうど、12/14は国政選挙の投票日でもあります。この日が、向こう数年間のこの国の将来を決める大事な通過点となるのは間違いないと思われます。


12/11は、日付の変わる辺りで金星が山羊座入り。今まで華やかな恋愛模様や社交は一転、質実剛健的な雰囲気に変わっていきそう。

獅子座入りしている月は、これも日付の変わる辺りで水瓶座の火星とオポジション。昼頃に牡羊座の天王星とトライン、山羊座の冥王星とクインカンクス。少々荒っぽい雰囲気はありますが、今日はアクティブに動かざるえない雰囲気が漂うため、のんびりと大人しくしたくても出来なさそう。

12/12は、日中に獅子座の月が同じ獅子座にいる木星とコンジャクション、射手座の太陽・水星とトライン。運気の華やかさは最高潮を迎えます。ただ、夜になると蠍座の土星とスクエア。頑固になって融通を利かせられなくなりそう。柔軟性を持つことで運気をキープ出来そうなので、意固地もほどほどに。

12/13は、日付の変わった辺りで乙女座入りした月は、山羊座の金星とトライン、魚座の海王星とオポジション、水瓶座の火星とクインカンクス。日常生活に潔癖と正義を持ち込んでしまいがち。仕事をする、物事の整理整頓する…という意味では良い星の配置ではありますが、人間関係関係にそれらを持ち込むと場が殺伐となりそう。かと言って、惰性や怠惰を持ち込んでも却ってトラブルの元なので、やるべきことはきっちりやりましょう。

12/14は、乙女座の月に射手座の太陽がスクエア、山羊座の冥王星がトライン、魚座のキロンがオポジション。牡羊座の天王星とはクインカンクス。場の雰囲気がどうもナーバスになりがち。ただ派手に動いても空回りするだけで余計に神経を尖らせてしまうので、なるべく穏やかに。つまらない一言で人を傷つけてしまったり、失敗していつまでもくよくよしてしまいそう。自分にとっての癒しを見つけて。

12/15は、午前中は乙女座の月に射手座の太陽と水星がスクエア、蠍座の土星とセクステル。１３時過ぎに月が天秤座入り。目立ちたい衝動と行動が噛み合わず、気持ちとは裏腹に言動が伴わない日。落ち着きのない態度は周囲から反感を買います。気持ちが逸りそうになったら、一旦深呼吸して小休止を。

12/16は、天秤座の月と山羊座を運行中の金星と冥王星が今日のうちにタイトにスクエア、牡羊座の天王星とはオポジションで、これらでＴスクエアを形成。水瓶座の火星とはトライン。魚座にいる海王星とキロンとはクインカンクス。色恋にかかわる情緒的な感情が過剰になり、男女のトラブルが起こりやすい日。性的なことで解決しようとして、それが逆に仇になりそう。特に、活動宮（牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座）に太陽や月を持つ人は、恋愛トラブルや痴情のもつれには注意。また、活動宮に太陽・月・金星・火星を持つ人は、性的な事柄に関する出来事には要注意。

12/17は、天秤座の月が射手座の太陽と獅子座の木星とそれぞれセクステル、それらの惑星でミニ・トライン（小三角）を形成。慌ただしい日常から解放されてゆっくりできる好機。幸運を手にする機会にも恵まれそう。仲間と一緒に行ったり、仲間に幸運のお裾分けすると、後々大きく返ってきそう。ケチらず小さなことでも惜しまない寛大な態度が吉。

12/18は、水星が山羊座に入宮。前日に蠍座に入宮した月が、午前中は山羊座の水星と魚座の海王星とキロンとでミニ・トライン（小三角）を形成。午後からは蠍座の月と山羊座の金星・冥王星がセクステル、水瓶座の火星とスクエア。午前中は優しく癒しのある雰囲気、午後からは情動的になり和が乱れていくような雰囲気…と、全体的に実務に向く日ではなく、一日の運気が午前と午後で若干逆の方向に流れやすい日。感性の赴くままに行かず、少しずつでも周りとの意思疎通を大切に。また、職場環境で癒しグッズを置いておくと、みんなの憩いになり仕事が捗るでしょう。

12/19は、前日の惑星の運気の影響を引きずりつつ、獅子座の木星とスクエア。少々注意力が散漫になりがち。惰性で動いていると失敗します。実にならない事に力を注いでしまいがちですが、正確に判断を下していくことで方向を正すことが出来ます。但し、方向を転換するほうにはあまり向きません。最終調整は必須条件、しっかりと行いましょう。

12/20は、朝7時頃に月が射手座入り。蠍座の29度に居る土星をコンジャクションで通過、魚座の海王星とはスクエア。蠍座の土星が最後の一仕事をする日で、波乱が起こりそう。いつもやれていた事がやれていなかったり、確認が取れないまま事態が動いていくなど、小さい混乱が頻発しそう。また、情動的に動くとあまり良い方向にはいかないでしょう。特に恋愛面や社交面で不義を働くなどの冷静さを欠けた言動をしてしまいそう。その場の雰囲気に流されてはいけません。