太陽が蟹座の第3デークを運行する今期は、期間の中程(7/16)で新月を迎える関係上、運行している月と、その他の個人天体とのコンジャクション(合座相)が多く発生します。また、7/19に金星が乙女座に今月中の間だけイングレス(移宮)していき(7/19~来期のみの運行)ますが、それまでは獅子座の最終度数の辺りに金星が居り、社会性を表す木星と土星と角度を作っていきます。今期中は、政治不安が世間の人々の中に起こりやすく、そして社会情勢にも波瀾が起きやすい運気となるため、それが金融・経済に反映されてしまう可能性大。お金に関する事柄においては、楽天的な慢心で行わないように慎重さを求められる運気となりそうなので、尊大にならないよう気を引き締める注意が必要です。また、今期はそれらと同時に蟹座の火星と山羊座の冥王星がオポジションとなって対立関係にあることから、金属や鉄鋼に関する事柄にも何らかの大きな波がやってくるでしょう。トラブル回避のためには、物事の裏を見抜く第六感のようなある種の「勘」を研ぎ澄ますことが、波乱の運気を上手に泳ぎ切るツールとなりそうです。

今期は「(関わっている個人や団体との)争い」がキーワードとなりそう。激情がもたらす家族間のトラブルや(所属している団体の)仲間とのいざこざが起こりそう。激しさが昂じてエスカレートしてしまい、取り返しのつかない事態を招きやすい運気が来ているので注意してください。また、やり過ぎによる事故が頻発しやすい時でもあるので、注意が必要でしょう。







7/11は、牡牛座の月が、蟹座の太陽とセクステル、山羊座の冥王星とトラインで、太陽と冥王星のオポジションを月が調停。また、牡牛座の月は獅子座の木星とスクエア。どうにもならない事で衝動的な感情に動かされる心を自制するように心がけると吉。大らかな気持ちで接しておきたいところですが、そうするとそれが思わぬ失敗を招いてしまう原因になりがちなので、状況判断は先に見送っておいたほうが賢明。



7/12は、9:16に月が双子座にイングレス。その辺りの時間帯をピークに、月が牡牛座に居る間に獅子座の金星とスクエア・蠍座の土星とスクエアで、月・金星・土星でTスクエアを形成。今日の投資は損失が大きいかも。売り買いや、賭けに出ても、何の得も無く終わってしまう可能性。見栄を張ってしまい、それによる金銭面での損失もあるかも。特に不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、周りに対して冷たい態度を取ってしまいがち。恋愛等の愛情表現に対して臆病にもなりがちなので、感情を素直に表す努力をすると、少しずつ緩和されていきます。



7/13は、双子座の月が、魚座の海王星とスクエア、牡羊座の天王星とセクステル。精神的にぶれてしまいがちで、根無し草のような言動を取ってしまいがち。判断力も鈍りそうなので、気を引き締めて。夜になると少々持ち返してきそう。今日中に判断しなくてはならない場合は、昼間ではなく夜にしたほうが吉。



7/14は、15:14に月が蟹座にイングレス。月が双子座に居る間に、獅子座の金星と木星と、順番にセクステル。明るい社交性が良い運気を招きます。但し、12:30頃をピークに、金星と土星がタイトなスクエアとなるため、打算的に動くと失敗します。取り繕ってでも「性格が明るく、裏表の無い自分」を演出しておいたほうが良さそうです。



7/15は、蟹座の月が、同じ蟹座の水星・火星と集中したタイトなコンジャクションで、太陽・月・水星・火星の4天体によるタイトなステリウム(惑星集合)を形成、それらと17時頃をピークに、山羊座の冥王星がオポジション。朝9時くらいに、蟹座の月と魚座の海王星がトライン。朝までは比較的運気が穏やかではあるものの、昼間を境に、運気が極端に活性化します。自分の意見をしっかり持って行動していくことで運気が開けてきそう。但し、それは、ある種「戦う」ことを意味することもあり、どこかで争い(口喧嘩的なもの)が起きる可能性も。特に、活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、感情的になりエスカレートし過ぎて周りまで延焼してしまうような爆発的な争いの元凶となってしまう可能性が。戦わざる得ない状況でも、全体的に利益を配分するような、そんな解決方法を目指すと良いでしょう。
もしかしたら今日は、社会情勢的に、どういう形であれ何らかの争いの火種が燻りだす、という出来事の始まりがあるかもしれません。



7/16は、10:24に蟹座で太陽と月がコンジャクション(新月)。23:15に月が獅子座にイングレス。蟹座に居る間に午前中ピークで牡羊座の天王星とスクエア。夜には蠍座の土星とトライン。昨日のトラブルを今日で収拾する、そんな日になりそう。それでも、午前中はなんだかんだと慌ただしく混乱してしまいそうなので、落ち着いて行動をすると吉。午後には何とか目途が立って状況を収束できるでしょう。



7/17は、獅子座の月が、午前中は朝にピークで蠍座の土星とトライン。それ以外は他の天体とはメジャーアスペクトを取らないため、今まで波瀾だった運気が一旦落ち着くでしょう。それでも、些細な波風は立ちやすい時期ではあるので、なるべく感情的にならず建設的な方向を目指すと良いでしょう。



7/18は、獅子座の月が、牡羊座の天王星とトライン。夕方以降には同じ獅子座に居る木星とコンジャクション。獅子座内に月・金星・木星がステリウム。建設的で明るい態度が良い運気を招きます。不満を漏らしたり愚痴を言ったりすると良い運は逃げていきます。どうせなら明るい笑顔で乗り切りましょう。火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)に太陽や月を持つ人は、アフターファイブに幸運な出来事が起こるかも。社交運や恋愛運も高まっているので、今日の出会いは大切に。



7/19は、9:47に月が乙女座にイングレス。その前の7:26に、金星も乙女座にイングレス。月と金星共にコンジャクション。そして月と金星のコンジャクションに対して、蠍座の土星がスクエア。どこか緊張感のある雰囲気が場を固くしそう。真面目で几帳面な仕事ぶりを見せると評価をされますが、過度の完璧主義もほどほどに。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)の第1デーク(0~10度)に太陽や月を持つ人は、どうしても潔癖な態度に出てしまいがちで、周りからお堅い人と揶揄されそう。笑顔を心がけると、周囲の人も気を許してくれるでしょう。



7/20は、乙女座の月が、午前中明け方ピークで魚座の海王星とオポジション、午後からは、蟹座の火星とセクステル、山羊座の冥王星とトラインで、火星と冥王星のオポジションを月が調停。考え込み過ぎて、どっちつかずの答えを出してしまい、それがトラブルの原因となりそう。但し、感情的にならずに冷静な判断を下す場合にいろいろと迷いが出てしまいそうなので、常識的な判断を取ると、後々で助かるでしょう。