太陽が乙女座の17~26度を運行していく今期、特筆すべき事象は、9/13に新月(乙女座の後半度数での太陽と月のコンジャクション)と部分日食(前記事で書いた通り、日本では見られません)が起こる事でしょう。また、乙女座と魚座の前半度数で木星と海王星がオポジションを形成します。今期の前半は…その中でも9/13は特に、運気に奉仕の心や緻密さ・繊細さを要求されることが多いでしょう。また、生産性(乙女座の太陽・月、木星)に混乱や現実逃避(魚座の海王星)などの象意の星の角度がハードアスペクト(オポジション)を取り、それと同時に蠍座に居る土星が29度(涙の度数)に滞在することから、生産・出荷や流通に何かしらの混乱が起きそうな予感がします。それらを予防し適正な状態に戻すよう計画性を高めたり管理を徹底するなどの対応を厳しく求められ、それによって何とか正常な状態に戻せる…というような事があるでしょう。諦めて匙を投げたりすると、途端に運気は尻つぼみになります。出来る限りの完成度を追求することで、目的を達成することが出来るでしょう。
今期後半の9/18には、土星が射手座にイングレス(移宮)します。その射手座の土星を軸にした、土星・木星・海王星のTスクエアを形成。今後しばらくの間はそのTスクエアが全体の運気に影響を与え及ぼし始めます。運気はさらに厳しさを極め、義務を強いて厳格な管理を徹底するような雰囲気が世相に立ち込めてきますが、それとは真逆に、もっと緩やかにしようという良く言えば柔軟性のある・悪く言えば惰性的な、相対する動きも同時に回り始め、それが運気に余計な混乱を招きがちになるでしょう。また、この9/18を境に、自然災害では、水と、土や地の要素が絡む出来事(例:土石流など)には注意が必要となるでしょう。
また、同じ9/18のAM3時過ぎには、天秤座に居る水星がまた逆行を始めます。この日から10日後あたりまでは、その逆行の水星に対し牡羊座の天王星・山羊座の冥王星がTスクエアを形成するため、文化や芸術に関する事柄で些細なミスが重なる事によるトラブルやハプニングが起きやすくなるでしょう。


9/11は、獅子座の月が、日付が変わる頃から日中にかけて、同じ獅子座に居る火星とコンジャクション、牡羊座の天王星とトライン。勇気のある行動力が物事の発展を促します。持てるスキル、今まで培ってきたコツやテクニックを発揮することで、発展が見込めます。夜には月が22:55頃に乙女座入り、その辺りで蠍座の土星とタイトにスクエア。途端に急ブレーキがかかる運気になり、意気消沈しがち。どうせなら、焦らずくさらず点検や確認をきっちりと行うことで運気の急降下を防ぐことが出来るでしょう。

9/12は、乙女座の月は、同じ乙女座に居る木星とコンジャクション、魚座の海王星とオポジション。きっちりしたがる堅実な思いと、どうせなら適当に事を運びたい惰性に満ちた感情が相反して緊張状態を作ります。その時々で柔軟な対応をするほうが得策の様相。但し、ラクなほうに流されると良い運気は逃げてしまいますので、どちらかというと建設的な方向を選ぶようにして吉。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、他人の言う事に流されないように。但し、あまりに頑なな態度でも良い方向には進みません。その塩梅のさじ加減が必要となりそう。

9/13は、乙女座内で太陽と月のコンジャクション(新月、及び、部分日食)、それらは山羊座の冥王星とトライン、魚座のキロンとオポジション。思いがけない事に見舞われあたふたしてしまいそう。地盤がしっかりしている場合には建設的な方へ向かいそうですが、そうでない場合は不安定な運気の1日となりそう。何事にも流されない覚悟とブレない姿勢を貫いて吉。地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)に太陽と月を持つ人は、土壇場に強い面が評価され、周囲から頼りにされる場面が多そう。自らの持てるスキルを発揮して吉。

9/14は、11:40に月が天秤座入り。同じ11時台で、蠍座の土星とセクステル。前日とは打って変わって、穏健に時が過ぎていきます。しかし、厳しさも同時にやってきそうな、吉凶入り乱れた運気となりそう。表裏のある事柄には十分気を付けると良さそう。また、努力すべきところは努力しておくと、トラブル回避の助けになります。

9/15は、天秤座の月が、同じ天秤座に居る水星とコンジャクション、獅子座の金星とセクステル。また、月と水星のコンジャクションは牡羊座の天王星と山羊座の冥王星とで冥王星を軸としたTスクエアを形成。社交力がアップして上手に人間関係を渡れる時ですが、相手の笑顔の裏には打算が働いている可能性が。上っ面を鵜呑みにするのではなく物事の裏をかくようにすると、トラブルも上手に回避できるでしょう。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、社交辞令を鵜呑みにすると後々痛い目に遭いそう。旨い話は、話半分で聞くと良いかもしれません。

9/16は、天秤座の月が、牡羊座の天王星とオポジション、獅子座の火星とセクステル。月と天王星のオポジションを火星が調停。派手に動きたい時ですが、周囲がそれを許さない時。スケールの大きな話題を振る場合は派手に上手い話を持ちかけると、相手は軽薄さを感じ取るかも。特に年上や目上の人を相手に話を振る時は、実直に真面目に細やかな説明をするとわかってもらえそう。

9/17は、0:41に月が蠍座にイングレス。乙女座の木星とセクステル、魚座の海王星とトライン。木星と海王星のタイトなオポジションを月が調停。理想高く意気揚々と行動出来る時ではありますが、行き当たりばったりな言動を取りやすく、混乱が起きそう。理想よりも現実も直視しなければならない場面に遭遇します。理想通りの計画を実行しようとするならば、常識的な感覚で物事を諮る(はか-る)ようにすると良いでしょう。

9/18は、天秤座の水星がAM3:04に逆行開始、土星は射手座に11:45にイングレス。また、蠍座の月が、獅子座の金星とスクエア、山羊座の冥王星とセクステル。逆行の水星は天王星・冥王星とTスクエアを形成中、社会情勢に関する事柄での情報の錯綜による混乱が起きそう。しばらくの間(~10/9まで)は情報関連についての取り扱いは慎重にすべきでしょう。また、土星のイングレスの影響で、文化の発展を妨げたり法律問題に揺れる出来事が起きたり…といった「兆し」が今日を境に見え隠れしてくるでしょう。不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、感情的になりやすい時。痴情のもつれに注意。

9/19は、12:30頃に月が射手座にイングレス。乙女座の太陽とセクステル、獅子座の火星とスクエア、射手座の土星とコンジャクション。目上の人や年上の人と衝突する場面が勃発しやすいでしょう。怒りを鎮める為に一旦深呼吸するなど、なるべくトラブルを回避する方向で。周囲の同じ立場の人に助けを求めても良いでしょう。不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、今日の午前中にもっとその傾向が色濃く、顕著になります。ヤケを起こさないように注意。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)の特に0度~10度に太陽や月を持つ人は、周囲に起こったトラブルをなだめたり説得したりする立場になりやすく、気疲れでストレス増大しそう。心身の健康を保つように努めて吉。

9/20は、射手座の月が、天秤座の水星とセクステル、乙女座の木星と魚座の海王星とで、月を軸としたTスクエアを形成。感情がブレやすい時。問題が起きても、答えがどっちつかずでなかなか解決しない、という事がありそう。「知」に関する事柄に救いがあるので、感情を落ち着かせるためにも、読んだり・書いたり・学んだりするように心がけて。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、何かしらトラブルが起こっても学んだことや情報によって助かる、という場面がありそう。