太陽が水瓶座第3デークを運行する今期は、前半と後半で運気の様相が違ってきます。水星と金星がそれぞれ今期の後半に水瓶座に入る為、またそれが、先行して蠍座内を駆け足気味に運行している火星との90度凶角(スクエア)になるように向かって行っているのもあり、落ち着いているようでどこか落ち着きのない、あっさりと希薄なようでいて実は濃い…というような雰囲気が次第に漂ってくるでしょう。ただ、今はまだ水星・金星のイングレス(移宮)という事象だけなので嵐の中の静けさを保っています。今月下旬に太陽が魚座に進んだ辺りで予想だにしていなかった出来事で一波乱ありますので、今期中は落ち着かなくとも落ち着かせるだけの下準備をしてみるのもいいかも。冒険したい気持ちを抑えて予測が全くつかない事態に向けての用意や準備をするにはうってつけの期間となるでしょう。但し、せっかちになると来期にしわ寄せがやってくる可能性が高いので、念入りな作業を心がけましょう。

社会情勢の運気は、今期はちょうど嵐の前の静けさの雰囲気、そして台風の目の中に居るかのような、そんな落ち着いた運気ではあります。しかし、運行中の月が、それ以外の各天体と様々な角度を取っていくため、大きな動きや衝撃的な出来事はあまり目立たなく、それでも表面的にはバラエティに富んだ出来事が目立ちやすいでしょう。今期の2/15以降に、ちょっとした騒ぎが頻繁に起こります。しかし、それは本番ではなく「序章」という感じでしょう。2/13、2/15、2/17に国家や団体に関する事での変動がありそう。日々の生活を振り回すこともあり得るので、その時々で順当な判断をして行きましょう。裏の裏を見抜くような眼を持つよう努めることが大切となりそうです。


2/11は、18:53に月が牡羊座にイングレス(移宮)。月が魚座に居るうちに、同じ魚座に居るキロンがコンジャクション、それに蠍座の火星がトラインを形成。また、魚座の月は、山羊座の水星・金星とセクステル(60度)、乙女座の木星・トゥルーノードのコンジャクションとオポジション。月・水星・金星・火星・木星で、月と木星のオポジションを軸に調停をしているクレイドル(台形相)を形成。運気はわりと複雑ではありますが、活動域が大きく拡がる日。奉仕やボランティアをするのには最適で出だしに弾みがつきます。目の前の事を一つずつ丹念にこなしていくことで一歩ずつ進めることが出来、幸せな気持ちになれるでしょう。

2/12は、牡羊座の月が、午前中ノーアスペクト、午後からは射手座の土星とトライン、夜には同じ牡羊座の天王星とコンジャクション、山羊座の冥王星がスクエア。夜には大々的な発表をしたり大きな事を仕掛けたりするのに向いてるチャンスが巡って来る運気となります。なので、午前中は細々とした雑務をすると良いでしょう。午後からは全体的な運気も上がってきます。チャンスは夕方以降に巡って来るので、大勝負に出てみても良いでしょう。但し、不正は厳禁。邪な気持ちを持って物事に当たると、倍返しで悪運が返ってくるので、正攻法で攻めて。

2/13は、20:35に月が牡牛座にイングレス。月が牡羊座に居るうちに、午前中は牡羊座の天王星とのコンジャクション・射手座の土星とトライン・山羊座の冥王星とスクエアの影響を継続。一日通して、水瓶座の太陽とセクステル、山羊座の水星・金星とそれぞれスクエア。また、蠍座の火星と乙女座の木星とで月が軸となるヨード(Y字相)を形成。テキパキ過ごせそうですが、物事にどことなく滞りが起こりやすい日。表面ではいろいろと上手くいっているように見えますが、実際は物事に「裏」が潜んでいる可能性は高いです。「裏をかく」という心づもりでいることで予め心の準備が出来ていいかもしれません。

2/14は、0:39に水星が水瓶座にイングレス。牡牛座の月が、深夜から朝までは山羊座の水星とスクエアの影響を維持、一日通して魚座の海王星とセクステル。バレンタインデーの今日は、とても穏やかな運気ではありますが、些細なミスや小さな諍いを起こしてしまいそう。かと言って、間違いはそのままにしてほったらかしにせずにすぐさま改める、という気持ちでいましょう。そのほうが賢明です。但し、相手方に対し投げやりな態度で振る舞ったり適当な扱いをすることは余計にこじれる可能性があるので注意。

2/15は、23:34に月が双子座にイングレス。月が牡牛座に居るうちに、蠍座の火星とオポジション、乙女座の木星と山羊座の冥王星とでグランドトラインを形成、月と火星のオポジションを軸としたカイト(正三角と小三角を合わせた特殊相)を形成。夕方以降をピークに、牡牛座の月と水瓶座の太陽がスクエア、山羊座の金星とはトライン。運気に力強さと勢いが増します。今日はガツガツしたノリで物事を運ぶほうが得策。交渉事も強気に出て吉。はっきりと打ち出したほうが、却ってわかりやすくなって良い方向に進みそう。地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、パワフルな行動力が周囲に良い影響を及ぼし、良い付加価値をあなたに与えてくれます。自己アピールは攻めの姿勢で。

2/16は、双子座の月が、水瓶座の水星とトライン、魚座の海王星とスクエア。上手にやりくりできる、そんな運気。周りの人とのコミュニケーションが上手に出来ますが、同時に人を惑わすためにその力を使わないように気をつけなければなりません。風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、弁舌豊かになり周りの人を感化できるくらいの力を発揮しそう。但し、その力は、嘘を嘘で塗り固めるような真似をしたり人を陥れたり騙したりする方向にもっていくと、その途端に運気は下降しますので、正しく謙虚な心を保つよう努めましょう。

2/17は、13:14に金星が水瓶座にイングレス。双子座の月が、射手座の土星とオポジション、牡羊座の天王星とセクステルで、月と土星のオポジションを天王星が調停。また、昼前の辺りをピークに乙女座の木星とトゥルーノードが丸一日スクエア。月と木星と土星でTスクエアを形成。拡大と節制のバランスが不均衡になりやすい日。閃きやとっさの判断で乗り越えられることもありそうですが、概して滞りが起き易いでしょう。契約事はあまりうまくいかなさそうなので、今日を外したほうが賢明かも。社会面では、政治経済の滞りを象徴するような事が起こりそう。それはここ1年半ほどの間の課題となりそう。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、たとえ今日が上手くいかなかったとしても真摯に受け止めて努力を続けて吉。

2/18は、4:24に月が蟹座にイングレス。日付変わった後の1:39辺りで水瓶座の太陽と双子座の月がトライン、午前中はその影響を継続。午後は蟹座の月と魚座の海王星がトライン。午前と午後で、運気のカラーが変わりますが、全体的には程よく平穏な一日となりそう。午前中は社交そのものに終始してしまい、午後からはそこに思いやりの心を添える…という形でスムーズな流れの人付き合いをするとよいでしょう。風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は午前中に、水の星座(蟹座・蠍座・魚座)に太陽や月を持つ人は午後から、自分の特技を活かしたり自己アピールをすると上手くいきそうです。

2/19は、14:30に太陽が魚座入り。蟹座の月が、日中は牡羊座の天王星と山羊座の冥王星とで、天王星が軸のTスクエア(T字相)を形成。夕方以降は、蠍座の火星とトライン、乙女座の木星とセクステルで、月と火星と木星のミニ・トライン(小三角相)を形成。激しい乱気流の空気感が漂う運気ではありますが、正しい言動をしたり良い方向に是正したりすることで、運気が持ち直すでしょう。正攻法で対等な立場で戦うことは運気に活気を与えます。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、突発的な事で折角造り上げた物を不意にしてしまいそうな予感。しかし、対処法によっては何とか良いほうになるでしょう。水の星座(蟹座・蠍座・魚座)に太陽や月を持つ人は、夕方以降に勝負をかけると成功しそうです。

2/20は、11:15に月が獅子座にイングレス。月が蟹座に居るうちに、蠍座の火星とトラインの影響を維持。獅子座の月と水瓶座の金星とはオポジション。午前中は情に厚い言動が吉となりそう。午後からは華やかな運気に満ちていくため、権力志向上昇志向が強まりそう。派手に振る舞いたくなりますが、結局は虚勢を張っていることがモロバレしてしまいそう。プライドを保ちたいなら自ら折れたほうが賢明。不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、どうしても周囲に対して「押し」が強くなりがち。押しつけがましい人と陰口をたたかれない程度に、上手に周りを巻き込んで吉。