太陽が第3デーク付近を運行していく今期は、表面的には穏やかであるものさえも、内面のさらに奥底に隠されたものも浮かび上がってきて結果的に一番の問題の主軸となりやすい、矛盾した相反する現状を基礎から立て直せざるを得ないような状況になるでしょう。
また、今期も特殊座相が多く形成され、前半はTスクエア(T相)が多く、後半はクレイドル(台形相)やカイト(凧型相)などの複合型特殊アスペクトが形成されていきます。また、途中で月のノーアスペクト状態そして火星や天王星のノーアスペクト状態が頻繁に起こる為、運気の波の高低が激しく、トラブルやアクシデントが発生したとしてそれを解決するには全く的を得た議論がなされず宙ぶらりんのままになってしまうなどして、余計に問題点が見えなくなるような状態になりそう。
蠍座の水星が同じ蠍座の金星と共に山羊座の土星・冥王星と魚座の海王星とでのミニ・トライン(小三角形相)を形成していきます。言葉にオーラのかかった説得力を帯びさせます。論理的な思考力を発揮して努めて冷静に対話の場を設け細やかな議論を重ねていくことが肝要。思いやりも示しつつ要点を的確に指摘して、全体を見渡しつつ熟考していくことで次第に一筋の光が見えてくるでしょう。


社会情勢の運気は、天秤座の太陽と山羊座の土星・冥王星とのスクエア(90度)という緊張状態は今期中も続きます。前半は太陽と土星、後半は太陽と冥王星という組み合わせでのスクエアとなる為、気を抜く暇が一つもないような緊張が運気全体に暗い影を落とすような影響を及ぼしていきます。人間関係の調和を図ろうとしつつもなかなか上手くいかない場合も。また、社会における自己の立場の在り方。法律の不整備によるほころびや盲点が表面化しやすくなり、それらが社会全体の問題となって突き付けられることが起こる可能性も高い時と言えます。これまでは日和見的な調和が重んじられ大多数の意見で決まるような事も少数派の意見も無視できなくなるほど、小さな声が大きな山をも動かす事態になりやすいでしょう。
また、蠍座の金星と牡牛座の天王星とのオポジション(180度)が今期中は続くことから、経済情勢に関する思いがけないトラブル、主に電算機器や科学技術に関するトラブルが発生する可能性が。天秤座の火星がほぼ単独化してノーアスペクト状態となることが多い今期は、無謀な試みは見送ったほうが賢明でしょう。

自然に関する運気は、山羊座の土星・冥王星と魚座の海王星とのセキスタイル(60度)の座相がほぼ固定で「留(る・stay)」の状態にあり、土星・冥王星は太陽とスクエア(90度)をキープし、ここ1年ほどずっと続いていた射手座の木星と魚座の海王星とのスクエアが今期も続くことから、水そして地に関する過剰な氾濫が起こりそうな予感。特に、特殊座相のクレイドル(台形相)やカイト(凧型相)が形成される日は注意。


10/11は、魚座の月が、同じ魚座に居る海王星とコンジャクション(0度)、射手座の木星とスクエア(90度)、山羊座の土星・冥王星とセキスタイル(60度)。午前10時くらいまでは蠍座の水星とのセキスタイルの影響を維持。
夢うつつではあっても確実に動きは進んで行っている、というような日。理想と現実が相反し、価値観の違いから衝突することも起こりやすく、停滞しているような感覚や機能不全を起こしているように感じ、閉塞感を覚えることも。それは対話不足だったり常識を軽んじたために結果としてそうなったのが原因。どうせやるなら可能性を信じてとことん突き詰め尽くしていって。水の星座(蟹座・蠍座・魚座)に太陽や月を持つ人は、理想と信念をもって人々に夢を与えられる時。人の心を動かすような熱情のこもった説得力も高まるので、人々の支持を得られやすいでしょう。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、ぼんやりしがち。うっかりミスに注意。

10/12は、13:45に月が牡羊座にイングレス(移宮)。月は、午前10時までは射手座の木星とのスクエアの影響を維持。昼間の時間帯の月が牡羊座に移動するまではノーアスペクト状態。午後からは天秤座の火星とオポジション(180度)。
おっとりのんびりした雰囲気の中で激しく行動を起こしていく時。しかし、なかなかエンジンがかかりにくく方向性が定まりにくいため、とっさの行動が上手く執れずにフラストレーションを起こしてしまうこともありそう。思うようにならないからと感情的になるよりは努めて冷静に丁寧に細やかな所も拾い上げて一つ一つを大切に磨き上げていくようにすると、次第に安定していくでしょう。また、コミュニケーション運が全体的に低調なので、どんなに意見が対立しても根気強く対話を心がけて。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、感情のコントロールがとりにくく、バランス感覚が偏りがち。人の顔色をうかがう必要はありませんが人間関係の調和を維持する努力が必要となりそうです。

10/13は、牡羊座の月が、午前中は天秤座の火星とのオポジションの影響を維持、昼からは山羊座の土星とスクエア。午後からは天秤座の太陽とのオポジションが形成され、太陽・月・土星でのTスクエア(T字相)を形成。また、14時以降からは射手座の木星とトライン(120度)を形成していきます。
積極性と消極性の狭間で思い悩む日。不安がマイナスな感情を煽り、今後の展望を想像できず思い悩みそう。不安だからこそ、問題点を一つずつ解決していくことが大切。外へと意識を向けるよりは、内面を見つめる時間を惜しまないようにして。火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)に太陽や月を持つ人は、昼過ぎからフットワークが軽くなり、興味の赴くままにどこへでも飛んで行けそう。飛び出す前の入念な準備は怠りなく。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、日中は「万事休す」の停滞運。今一度ここで、いろいろな確認をしておくと良いでしょう。

10/14は、AM6:08に満月(天秤座の太陽と牡羊座の月のオポジション 20°14' )。牡羊座の月は、天秤座の太陽とオポジション、山羊座の冥王星とスクエアで、太陽・月・冥王星のTスクエア(T字相)。射手座の木星とトライン。
社会と個人の間のバランスがなかなか取りにくい日。発展性はあるものの、その分些細ないざこざから大掛かりなけんかまで、さまざまな火種がくすぶりそう。運気的には平和を好み穏便に済ませたいという空気が蔓延しますが、それを許さない空気のほうが勝ちそう。逃げ腰にならず、どうせ対峙するならば覚悟して意志を貫いて。火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)に太陽や月を持つ人は、人脈を広げるのに最適な時。社交力が運気を開拓するカギとなりそう。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、意見の食い違いが人間関係の谷間の溝を深めそう。距離感の取りにくさが仇になり、まとまるモノもまとまらない状態に。なあなあにせず、きっちり論点を突き詰めて。

10/15は、AM1:24に月が牡牛座にイングレス。牡牛座の月は、同じ牡牛座に居る天王星とコンジャクション、蠍座の金星とオポジション。
感覚が研ぎ澄まされ鋭敏になる日。突発的な衝動で動いてしまいがちで、論理性を持たないまま突発的に行動してしまうと計画が突然頓挫するなど急ブレーキをかけざる得ないような状況に。行動の方向性が定まらず糸の切れた凧のような状態になっている場合も。反骨精神に満ちた言動で過度な自己主張するよりは、調和と常識を重んじたほうが得策。不動宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の特に前半度数(0~14度)に太陽や月を持つ人は、愛情運や金運に勢いが出てきそうですが、同時に心が過敏且つ神経質になりがち。突拍子もない愛憎トラブルには注意。

10/16は、牡牛座の月が、蠍座の水星とオポジション、山羊座の土星・冥王星とトライン、魚座の海王星とセキスタイル。月・水星・土星・海王星・冥王星とでクレイドル(台形相)を形成。
論理的で緻密な計画にツキがある日。感覚的な暴走よりは筋の通った正義のほうに重点が置かれるため、行動を起こすよりは言論で主張することや冷静で理性的な議論をすることのほうを優先して。個人の尊重よりも社会との協調を優先することが、良い結果に繋がる布石となるでしょう。地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、知性が冴え渡り、ビジネス運が好調。思いもよらない出来事の為に軌道修正したり、急な抜擢を受けたりすることが。それでも手腕そして手綱さばきの良さが発展へと繋がります。丹念に段取りをつけておくとスムーズ。

10/17は、AM11:30に月が双子座にイングレス。月は午前中ほぼノーアスペクト状態。午後以降に天秤座の火星とトラインを形成し始めます。
感情にブレが少なく粛々とやるべき事を遂行していくのに向いている日。環境の状態も落ち着いてくる為、采配もスムーズに滞りなく出来るでしょう。また、判断に感情を入れるのはしないほうが賢明。午後からはフットワークや社交が如何なく発揮できる時。周りの流れに乗ることで、いろいろな考えに触れられたり視野が広がったりしていくでしょう。風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、午後から行動を起こしていくのが得策。いつでも動けるように事前に準備やチェックは怠りなく。

10/18は、双子座の月が、魚座の海王星とスクエア。午前中のうちは天秤座の火星とトライン。
言動が少々伴いにくい時。決断力はあるものの、美味しい話が目の前に現れると途端に気持ちに迷いが出そう。ノリだけで旨味のある話に飛びついたり、逆に人に譲ったり自ら回避したりすると、後々に公開の元になりやすいかも。また、評価や判断に他人の意見に惑わされることの内容。自分の思いをしっかりと大切に。風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、行動範囲が広がり、またそれに応じて人間関係も拡がっていくでしょう。但し、ノリだけで動いたり周りに流されることはNG。芯を強く持って。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、気の迷いが決断力をお則してしまいそうです。出来る限り早めに熟慮して決断を。

10/19は、19:42に月が蟹座にイングレス。月は双子座に居るうちに、天秤座の太陽とトライン、射手座の木星とオポジション。
外向的な発展性のある日。コミュニケーション運が全体的に活発化する為人間関係の調整、社交や交渉、に大きな進展が見込めるでしょう。但し大雑把に見切り発車しないように注意はしておきましょう。風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に太陽や月を持つ人は、交渉力、ビジネス運が好調。フットワークが小回りが利き軽やかに動けるため、段取りをつけるのが上手く出来たり、交渉事が上手くいったりすることが多いでしょう。柔軟宮(双子座・乙女座・射手座・魚座)に太陽や月を持つ人は、発展性の見込みをちょっとのことで単純に判断してしまいやすく、状況が整ってないうちから見切り発車になりがち。自転車操業にならないように計画的に算段をつけましょう。

10/20は、蟹座の月が、蠍座の金星とトライン、天秤座の火星とスクエア、山羊座の土星とオポジション、牡牛座の天王星とセキスタイル。午後からは魚座の海王星とトライン。月・火星・土星とでTスクエア(T相)を形成、午後からは月・金星・土星・海王星とでカイト(凧型相)を形成。
面白いように話が上手くいきますが、それと同時に多忙化して自分自身の身心が疲弊したりストレスフルになりやすい日。持てるテクニックやスキルを存分に活かし出来る限りの工夫をすることで、仕事の滞りや多忙が引き起こす心身への影響を少なくすることは可能。常に頭を使って動線やスケジュール管理を徹底することで、幾分和らぎを見せるでしょう。水の星座(蟹座・蠍座・魚座)に太陽や月を持つ人は、恋愛運好調。婚活に勤しんでいたり、結婚を考えている人は、チャンスが到来、若しくは大きな一歩へのきっかけを掴むことが出来そうです。また、財政について大きな資産運用の計画にも向いている日。専門家としっかり話し合い着実な運用を目指しましょう。活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)に太陽や月を持つ人は、自分に掛かる全ての事柄に忙殺されストレスフルになりやすい一日。思った事を素直に表に出して実行することで打破できることがあるでしょう。